観葉植物 取扱説明書

室内の明るい環境で育てる 光 Sunlight

窓辺の明るい場所に飾った観葉植物

Point

観葉植物は日光が当たる場所で光合成をして育ちます。室内の明るい場所で育ててください。急な環境の変化は植物にとってストレスになるので注意が必要です。

観葉植物が育つ室内の明るさ

明るいリビングに置かれた観葉植物

基本的には、できるだけ日光が入り明るい室内で育ててください。暗い場所や電気の光だけの環境では、光合成が十分にできず枯れる原因となります。

<必要最低限な光の目安>
日中電気を付けずに本が読める位の明るさ(照度500ルクス以上)

急な環境の変化に注意

窓際に置かれたモンステラ

植物は置かれた環境に順応し、生長しますが、急な環境の変化にストレスを感じて枯れる原因となることがあります。環境を変える場合、徐々に慣らしながら飾ってください。

NG行動

たまに日光浴させる

植物は急な環境の変化にすぐ順応できず、ストレスを感じます。急に強い光に当てないようにしましょう。

夏の直射日光に当てる

夏の強い日差しに当てると、葉が焼けたり枯れたりすることがあります。真夏は日当たりが強ければ、薄いカーテンなどで遮光しましょう。

暗い玄関・トイレで育てる

光合成には太陽の光が必要で、薄暗い玄関等は枯らしやすいです。

よく枯れる原因

明るさが不十分・水のやりすぎ/やらなさすぎ・エアコン風による乾燥・強い日差しで痛む・厳寒(10度以下)・カビ・病気・温度等の環境の変化・根詰まり

手袋をして観葉植物の葉を拭く様子

風通しの良い環境をつくる 風 Wind

風に揺れる花の綿毛を持つ子ども

Point

植物はそよ風に当たるのが大好き。窓を開けるなど風を取り入れて空気を動かしましょう。

窓を開けて換気をする様子

植物に風を与える目的は、換気です。葉の周りの空気を循環させることで、光合成や呼吸が快適に行われます。他にも、鉢の中の蒸れを防いだり、湿気を溜まりにくくすることで、カビや病害虫などの発生を抑える効果があります。

風通しの良い環境の作り方

室内に置かれたサーキュレーター

窓を開け、換気をする。(1日1回でも)
風通しが悪い部屋であれば、サーキュレーターなどを使用し、優しく風を当てること。
部屋の空気を動かすように心がけましょう。

NG行動

エアコンの風が直接あたり続ける

エアコンの直風が当たり続けると、葉が乾燥し、枯れる原因となります。

植物を丈夫・健康的に育てるためのサポートアイテム

活力剤メネデールのボトル
メネデール(活力剤)
植物の発根を促す鉄分が配合されている。植物が元気に育ちます。年間通じて使えます。
【使用方法】水やり2〜3回に一度の頻度で使用がおすすめ。植替え時、弱った時も使うと効果あり。
液体肥料のボトル
液体肥料
メネデールとの併用で更に効果。植物の生長に欠かせない成分が入っています。スピーディに効きます。
【使用方法】春〜夏の成長期に2〜3回に一度の頻度で使用がおすすめ。休眠期は不要。植替え時・弱った時に使うと逆効果になる。
殺虫殺菌剤のスプレー
殺虫殺菌剤
害虫に素早く長く効き、病気の予防・治療に効果的です。
【使用方法】ハダニ・カイガラムシ・アブラムシ等の発生時にスプレーする(屋外)。予防の場合は2〜3週間に一度の頻度でスプレーする。

正しいタイミングで水やりをする 水 Water

窓辺で観葉植物に霧吹きをする様子

Point

人が喉が乾いたらお水を飲むように、植物も水を求めるタイミングがあります。適切な水やりのタイミングは「土が乾きかけた時」。

水やりのタイミング

乾いた鉢の土の表面

土の表面を触って、パサパサと乾燥していたら、土の中も乾きかけています。そのタイミングで水やりをしてください。

水やりチェッカーがおすすめ!

適切な水やりタイミングを色の変化でお知らせしてくれる、とても便利なアイテム。水やりのタイミングに不安がある方や、はじめて植物を育てられる方におすすめ!

水やりチェッカー サスティー
サスティーの色の変化

白色…水やりが必要
青色…水が足りている

葉には霧吹きを

Point

土だけではなく、葉にも水分が必要です。葉や幹に霧吹きをして潤いを与えましょう。

霧吹きの効果

主に葉の乾燥対策、病害虫対策、そしてほこりなど不要物除去です。秋から冬にかけて乾燥する時期は特に気を配って葉に水分補給してあげましょう。

観葉植物に霧吹きで水を与える様子

水はたっぷり与える

Point

土が乾いたら、土全体に水が行き渡るようにたっぷりと水やりをします。すべての根に水が届くことが重要です。

適切な水やり方法

ベランダに並んだ鉢植え
ベランダなど水が流れ出していい場所に植物を移動します。
じょうろで鉢に水をあげる様子
土全体に水が行きわたるようにお水をあげてください。
水に濡れた植物の葉
シャワーで葉も洗うと葉のホコリ等も落とし衛生的です。
鉢植えを室内に運ぶ様子
水が切れたら、すぐに室内に戻します。

持ち運びができないサイズの植物の場合

鉢底から水が染み出ない程度のお水をゆっくりと回しかけるようにして水をやります(鉢全体に染みこむように)。もし下皿に水が溜まった場合は、拭き取ります。水が溜まった状態が続くと根腐れがおこります。

<水やりの目安>7寸(400〜500ml) 8寸(700〜900ml) 10寸(1500〜2000ml)
※土の表面が乾燥したタイミングの場合 ※根の張り具合によって違います。

NG行動

表面だけ濡れる様に水やりをする

水の量が少なく、根全体に水が行き届かないので水をもらえない根が枯れて、枝の一部が枯れたりする原因になる。

土が濡れた状態でさらに水をやる

バクテリアの発生により、中の水が腐り、根腐れの原因となる。

外で水やりする場合

直射日光の当たる場所や冬の寒い場所で数時間放置する。急な環境の変化で植物がストレスを感じ枯れる原因になる。(水が切れたらすぐに室内に戻すようにしてください)

季節ごとの注意点

春・夏

成長期で新芽が出てきます。根も頻繁に水を吸うので水やりの頻度も多くなります。

冬

寒くなると植物は休眠期に入り成長を止めます。

  • 水のやりすぎ注意
  • あたたかい場所に移動する
  • 真冬は夜間の暖房推奨

Q & A

よくある質問

Q
水やりの時間帯は?
A

夏…午前中など涼しいうちに 冬…暖かい時間帯に
真冬の夕方や夜間は根が冷えるのでNGです。

Q
植物はどれくらい大きくなりますか? 剪定のタイミングは?
A

鉢のサイズ(根の大きさ)に合わせて生長します。剪定や植替えをしながら育てましょう。剪定時期は、暖かくなり、成長期を迎える春から夏にかけてします。

Q
植替えの時期は? 植替えのタイミングは?
A

【時期】暖かくなり成長期を迎える春から夏に。冬は痛む可能性が高くNGです。
【タイミング】鉢底から根が伸びてきている/鉢に対して植物が生長しバランスが悪い/水が浸み込まないほど根が張っている(根詰まり)/土が固まっている

Q
虫がつかないようにする予防策はありますか?
A
  • 土をしっかり乾燥させてから水やりをして、いつも湿った状態にしないこと
  • 葉を衛生的に保つこと(葉水をすることで葉につく虫が寄りづらくなる)
  • 風通しの良い場所で植物を管理すること、通気性が良いと虫が寄りづらくなる
  • 定期的な殺虫剤の使用(ベニカXスプレーなど)